桜・桜茶・桜花漬 |
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今井園の桜茶瓶詰めのご案内と桜に関しての総合サイト 桜の語源や桜漬けのレシピなどを紹介 |
「さくら」の語源 「さ」とは稲の神。「くら」は「座 クラ」「鞍」、つまり稲の鎮座する 花木で、その咲きぐあい、散りようで豊凶を占った。 ちなみに「さき」「さみだれ」「さなえ」「さおとめ」と並べれば、 稲の神に関係あることが分かる気がする。 また、桜・桜花は、時代や地方によって吉凶の評価が正反対になっていた事が 文献などで見受けられている。 |
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塩漬けされた桜花 |
桜漬けレシピ@ 天保7年「四季漬物塩嘉言」より 桜の中開きの枝を切り、花ばかり摘みて、塩三升に水三升を 入れて煎じ一夜さまして、花をひたひたに漬けて軽く押しを かける。近年は所より出ずれど隅田川の桜を名物とす。 桜漬けレシピA 6・7分咲きの八重桜の花を柄をつけたまま摘んで手早く洗う。 桜の花の30%の荒塩(漬物用)をふりかけ漬物容器に入れる。 中ぶたをして重石をする。水が上がったらその水を捨て白梅酢を 加える。重石をした時、桜の花にひたひたになる位でよい。 一週間ほどおく。 あとは、花をざるに広げて陰干しにして焼塩をまぶす。焼塩は荒塩 を弱火で炒って乾かすか、電子レンジで乾かす。 桜湯の作り方・利用法 軽く流水で塩を落とし二花を湯飲みに入れ湯を注ぐ。(婚礼時) 塩を落とさず大根やカブの一夜漬けの彩りに使用するとか、塩抜き した桜花を吸い物のつまに使うのもよい。桜おこわや菓子にでも 使用すると季節感が演出できる。 日本の食べ物「薬効と料理をさぐる」奥村彪生著 人文書院 |
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